12星座の4元素で分かる価値観

「万物は火地風水4つの元素からできている」という概念は、古代ギリシャ時代に提唱されました。科学や錬金術などに応用され、ヨーロッパでは19世紀になるまで支持されてきました。

西洋占星術もこの基本的な概念に基づき12星座を「火・地・風・水」の4つのグループに区分しています。

それでは、4つのエレメントの特徴と活かし方、おすすめアクションなどを見ていきましょう。

火(Fire)

♈牡羊座・♌獅子座・♐射手座

▷インスピレーション(直感)、エネルギー、バイタリティー、情熱、創造性、意志、集中力、ダイナミック、勇気、衝動、向上心、独立心、冒険、自己表現、ビジョン、可能性、目標、「できる」という思い

☆第3チャクラ(ソーラープレクサス)

☆南、満月、真昼、夏

☆赤~オレンジ色、ゴールド

▶火のバランスが崩れると・・・怒り、短気、攻撃的、批判的、自己中心的、嫉妬

⇒対処法・水で鎮める・・・水を見る・水の音を聞く、顔を洗う、泳ぐ、ぬるめのお風呂、静かな音楽、果物、ゼリーやアイスクリームなどひんやりとした甘いもの、月光浴、瞑想、(逆に激しい運動などであえて燃やし尽くす)

▶火の不足・・・やる気のなさ、自信のなさ、疲労感、目標がない、冒険できない、抑うつ

⇒対処法・火を意識・・・キャンドルやキャンプファイヤー、踊る、歌う、エクササイズ、運動、旅行(の計画を立ててみる)、冒険・探検の映画や小説、スポーツ観戦、スパイスカレーやスパイスティー

火の人は、まさにダンサー・表現者・スポーツマン。

自分の内なる炎を表現することに価値を置いています。また、高い目標や困難な壁を目の前にするほど、燃えるタイプです。

パッションそのもののような熱い人。みんなをより高みへと導く役割もあります。

人間関係では、いっしょに目標に向かってがんばる仲間を求め、恋愛でも情熱的。相手にも自分と同じような情熱を求めます。

地(Earth)

♉牡牛座・♍乙女座・♑山羊座

▷身体感覚、慎重、責任感、落ち着き、現実主義、実用的、客観的、論理的(ロジカル)、地に足がついている、実現力、忍耐力、安定感、安全、堅実、実体的、一貫性、信頼性、管理、保守的、自給自足、働き者、コツコツ、グラウンディング

☆第1チャクラ(ルートチャクラ)

☆北、新月、真夜中、冬

☆黄緑~緑色、茶色、ベージュ、黒

▶地のバランスが崩れると・・・憂うつ、無気力、怠惰、頑固、唯物論的、融通が利かない

プライドが高い、周囲のアドバイスを聞かない、完璧主義

⇒対処法・(4元素を使い)ゆっくり柔らかくする・・・ヨガ、断捨離、デトックス、柔軟体操、サウナ、アロマオイル、マッサージ、保湿、ユーモア、漫画を読む、植物や動物・子どもとふれあう、自然の中に行く、旅行、遊ぶ、五感で楽しむこと(味・香り・美しいものを見る、さわり心地の良いもの、フワフワ・やわらかい、風にふれる)

▶地の不足・・・現実逃避、無責任、妄想癖、依存症、思考力低下、嘘つき、実現力がない、飽き性、自分に軸がない

⇒対処法・地をおぎなう・・・瞑想、ヨガ、グラウンディング、アーシング、自然の中で過ごす、植物を育てる、毎日の簡単なルーティーンをひとつ決めてみる、食事と睡眠のスケジュールを決める、「今、この時」に集中して楽しむ、マインドフルネス、五感を使う、部屋を片付ける・整理整頓

地の人は、落ち着きと安心感のある優しいヨギーニ。しっかり者で仕事のできる頼りがいのある人です。そして、もしかしたら森の魔女かもしれません。

地の場合、バランスが崩れた時も不足の時も地を補うのがおすすめです。

またほかの3元素のどの人にも、地の要素を取り入れるのはおすすめです。なぜなら私たちは地球に住む者だからです。

地の人とは、ゆっくりと少しづつ関係を育くむことが大事です。いったん仲良くなれば、長い付き合いをしてくれるでしょう。

風または空気(Air)

♊双子座・♎天秤座・♒水瓶座

▷知的、社交的、思考、言語、神経、伝達、情報、中立、公平性、コミュニケーション、好奇心、自由、広がり、軽さ、気楽さ、変化、ユーモア、楽しさ、創造力、イマジネーション、爽やか、オープン

☆第4チャクラ(ハートチャクラ)、第5チャクラ(のどのチャクラ)

☆東、上弦の月、夜明け、春

☆透明、黄色、水色、

▶風のバランスが崩れると・・・情報過多、飽きっぽい、落ち着きがない、空想癖、妄想癖、実現力に乏しい、考えすぎ、シミュレーションだけで終わる、神経質、しゃべりすぎ、自分軸がない、人任せ、不真面目、嘘つき、煽る

⇒対処法・地をおぎないつつ風の過剰を防ぐ・・・瞑想、グラウンディング、リアルにふれる・五感を使う、体験する、自然の中に行く、根菜やミネラル豊富なものを食べる、日々の生活のリズム、睡眠、デジタルデトックス、「間」を意識する、情報の取捨選択、ひと呼吸入れる、適度な距離を取る

▶風の不足・・・思考の停滞、融通が利かない、動きの鈍さ、瞬間の判断力の低下、深刻になりすぎる、重く受け止めすぎる、周囲の意見が聞けなくなる、内にこもる、視野が狭くなる、規則や決まりに縛られる、新しい視点が欠ける

⇒対処法・ほどよく風を補う・・・外の空気を吸う、換気する、風にあたる、散歩する、呼吸法・深呼吸、空を見上げる、高原に行く、酸素カプセル、言語化する、人と話すまたはノートワーク、読書、パズルやクイズを解く、漫画、お笑い、コメディー、余白、風鈴やウィンドウチャイム、春風のイメージ、炭酸、アロマディフューザー

空に浮かぶ雲や、風にただようたんぽぽの綿毛のような軽やかな人です。それはとても自由で好奇心旺盛、つねに関心は外へ向かっています。

4元素の中で唯一すべての元素の中に存在できるため、神出鬼没なところがあります。

火は酸素がなくては、燃えません。水は酸素で浄化されます。大地に育つ植物たちにも、空気はなくてはならないもの(土の中の酸素がなくなると、根腐れします。)

目に見えず存在が当たり前のような空気ですが、風になっていろいろなものを運ぶこともあり、嵐を起こしていろいろなものをなぎ倒すこともある。

春風のようにやさしくそよぎ、そして爽やかに明るく。風は特にバランス感覚が大事です。

水(Water)

♋蟹座・♏蠍座・♓魚座

▷感情、情感、共感、感受性、愛情、フィーリング、雰囲気、境界の曖昧さ、

形を変える、溶け合う、一体化、神秘性、霊性、スピリチュアル、平和主義、ヒーリング、エンパシー

☆第6チャクラ(第3の目・ブラウチャクラ)

☆西、日没、秋、下弦の月

☆藍色~ブルー、シルバー

▶水のバランスが崩れると・・・情緒不安定、依存的、不安感、執着、現実と夢(あの世とこの世)の違いが分からなくなる、目に見えないものに頼りすぎる、相手と自分の境界が分からなくなる、取りつかれる、拒否や否定ができなくなる、自己犠牲が破滅的になる

⇒対処法・火で補う・・・光を浴びる・日光浴、火星や火のワークをする、キャンドル・暖炉、部屋を明るくする、デトックス、汗をかく、体を動かす、キックボクシング、ダンス、歌う、瞑想、ヨガ、自分の体が光に包まれて守られているイメージを持つ、第3の目を開きっぱなしにしない(オン・オフ)

▶水の不足・・・不眠、休まない、つねに戦闘モード・高い壁と対峙しようとする、つねに敵を探す、正義感が行きすぎて攻撃的、記憶力低下、乾燥、欠乏感、妥協できない、人に共感できない、人の痛みが分からない

⇒対処法・水で補う・・・泳ぐ、入浴、こまめに水を飲む、甘くて冷たいものを食べる、果物や野菜を食べる、月光浴、ロマンティックな音楽を聴く、月のワークをする、瞑想、美術や芸術にふれる、水族館、南の島に行く、魚や小動物の世話をする、ボランティアをする、寄付をする、今で十分満ち足りているのだと知ること

水の人は、愛情深く、やさしく、平和主義でエンパスです。

そして、もしかしたら人魚かもしれません。

エンパスというと、生きづらさをイメージされるかもしれませんが、個人個人の能力が開花する今の時代においては、エンパシー・共感力は強みです。

共感力を欠いた世界では、無味乾燥で争いの絶えない、合理的過ぎて、表面的な味気ない世界になってしまうでしょう。

また、水の一体感やワンネス(すべてのものはひとつである)という感覚は、大いなる宇宙とつながるために、とても大事になる感覚です。

水のあなたはこの風の時代だからこそ、ぜひその能力を生かして、たくさんの人を優しさで包んであげてください。

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